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青森県八戸市の原因・理由表現会話例
解説 会話例1 会話例2
青森県八戸市青森県八戸市
 青森県八戸市は、青森県の南東部に位置する太平洋に面した地域である。沿岸部には大規模な港が整備され、北東北屈指の水産都市、工業都市として、この地域の拠点となっている。
 青森県の方言は、西側の津軽方言と東側の南部方言に分かれるが、八戸市方言は、長らくこの地域の中心地であったことからも、南部方言の代表的な方言と言ってよい。原因・理由表現には、サカイ系のスケが用いられることに特徴がある。
 会話例の話者は、20代前半の女性である。この話者は、原因・理由表現としてスケとカラ(ガラ)を併用する。ここでは会話例1の【判断の根拠】にのみカラ(ガラ)を使用し、他はスケを使用しているが、この会話例で設定した原因・理由表現の例文のいずれにおいても、スケとカラの両方の使用が可能である。
話者情報
[話者A・B]生年:1986年 性別:女性 生育地:青森県八戸市
[調査時期]2007年2月
[調査報告者]日高水穂
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