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原因・理由
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例文集地点一覧
> 青森県八戸市
調査概要
1.「から」と「ので」の用法
1-1.事態の原因(接続調査を兼ねる)
1-1-1
[1]
マイニジ アメ フル
スケ
センタグモノガ カワガネー。
[2]
マイニジ アメ フル
ガラ
センタグモノガ カワガネー。
1-1-2
[1]
マイニジ アメダ
スケ
センタグモノ カワガネー。
[2]
マイニジ アメダ
ガラ
センタグモノ カワガネー。
1-1-3
[1]
テンキ イー
スケ
センタグモノガ ヨグ カワグ。
[2]
テンキ イー
ガラ
センタグモノガ ヨグ カワグ。
1-1-4
[1]
コノ ヘヤワ シズガダ
スケ
シゴトサ シューチュー デキル。
[2]
コノ ヘヤワ シズガダ
ガラ
シゴトサ シューチュー デキル。
1-1-5
[1]
ユーベ オーアメ フッタ
スケ
ジメンサ ミズタマリ デギデラ。
[2]
ユーベ オーアメ フッタ
ガラ
ジメンサ ミズタマリ デギデラ。
1-1-6
[1]
コドモダ
スケ
ワガンネガッタ。
[2]
コドモダ
ガラ
ワガンネガッタ。
1-2.行為の理由(後件のモダリティ制限の調査を兼ねる)
1-2-1
[1]
タイチョー ワリー
スケ
シゴト ヤスムゴドニ シタ。
[2]
タイチョー ワリー
ガラ
シゴト ヤスムゴドニ シタ。
1-2-2
[1]
タイチョー ワリー
スケ
キョー シゴド ヤスモー。
[2]
タイチョー ワリー
ガラ
キョー シゴド ヤスモー。
1-2-3
[1]
ヨミジワ クライ
スケ
イッショニ カエルベ。
[2]
ヨミジワ クライ
ガラ
イッショニ カエルベ。
1-2-4
[1]
アカンボー ネデラ
スケ
シズガニ シロジャ。
[2]
アカンボー ネデラ
ガラ
シズガニ シロジャ。
1-2-5
[1]
アカンボー ネデラ
スケ
シズガニ シテケネーベガ。
[2]
アカンボー ネデラ
ガラ
シズガニ シテケネーベガ。
1-2-6
[1]
アメフル
スケ
カサ モッテゲ。
[2]
アメフル
ガラ
カサ モッテゲ。
1-3.判断の根拠
1-3-1a
[1]
ホシガ デデル
スケ
アシタモ イー テンキニ ナルゴッタ。
[2]
ホシガ デデラ
ガラ
アシタモ イー テンキニ ナルゴッタ。
1-3-1b
[1]
A:アシタモ イー テンキニ ナルゴッタ。
B:ナシテ ワガンノ?
A:ホシ デデル
スケ
。
[2]
A:アシタモ イー テンキニ ナルゴッタ。
B:ナシテ ワガンノ?
A:ホシ デデラ
ガラ
。
1-3-2
[1]
ヒダリテクスリユビサ ユビワ ハメデッ
スケ
ケッコン シテル。
[2]
ヒダリテクスリユビサ ユビワ ハメデラ
ガラ
ケッコン シテル。
1-3-3
[1]
セギ デルシ ネズッポイ
スケ
カゼ ヒーダガモシンネ。
[2]
セギ デルシ ネズッポイ
ガラ
カゼ ヒーダガモシンネ。
1-3-4
[1]
サッキ シンブンハイタズノ オド シタ
スケ
ゴジ スギタンダゴッタ。
[2]
サッキ シンブンハイタズノ オド シタ
ガラ
ゴジ スギタンダゴッタ。
1-4.発言・態度の根拠
1-4-1
[1]
アブネー
スケ
コノ カワデワ アソブナ。
[2]
アブネー
ガラ
コノ カワデワ アソブナ。
1-4-2
[1]
カゼ ヒゲバ ワガンネー
スケ
アズギ シテ イゲ。
[2]
カゼ ヒゲバ ワガンネー
ガラ
アズギ シテ イゲ。
1-4-3
[1]
キョーノ シゴトワ ゼンブ オワッタ
スケ
ハー カエロー。
[2]
キョーノ シゴトワ ゼンブ オワッタ
ガラ
ハー カエロー。
1-5.理由を表さない用法
1-5-1
[1]
スグ モドッテクッ
スケ
ココデ マッテデケデ。
[2]
スグ モドッテクル
ガラ
ココデ マッテデケデ。
1-5-2
[1]
イチドデ イー
スケ
ピラミッドサ ノボッテミテー。
[2]
イチドデ イー
ガラ
ピラミッドサ ノボッテミテー。
1-5-3
[1]
オネガイダ
スケ
カネ カシテケデ。
[2]
オネガイダ
ガラ
カネ カシテケデ。
1-5-4
[1]
クルマ ヨンデケッ
スケ
スグ ビョーインサ イゲ。
[2]
クルマ ヨンデケル
ガラ
スグ ビョーインサ イゲ。
1-5-5
[1]
ツグエノ ウエサ オイデアッ
スケ
アダシノ サイフ モッテキテケネーベガ。
[2]
ツグエノ ウエサ オイデアル
ガラ
アダシノ サイフ モッテキテケネーベガ。
1-6.原因・理由節の述語用法(XはYからだ)
1-6-1
[1]
A:キブン ワリー。
B:×アッタラサ ノム
スケ
ダジャ。
[2]
A:キブン ワリー。
B:アッタラサ ノム
ガラ
ダジャ。
1-6-2
[1]
A:キョーワ デパート コンデラナ。
B:×ニジヨービダ
スケ
ダベナ。
[2]
A:キョーワ デパート コンデラナ。
B:ニジヨービダ
ガラ
ダベナ。
1-6-3
[1]
A:サイキン タローノ キゲンガ ワリーンダ。
B:×オメーガ ジローノ ゴドバリ ホメル
スケ
デネーノ?
[2]
A:サイキン タローノ キゲンガ ワリーンダ。
B:オメーガ ジローノ ゴドバリ ホメル
ガラ
デネーノ?
1-6-4
[1]
A:サイキン タローノ キゲンガ ワリーンダ。
B:×ワタシガ ジローノ ゴドバリ ホメル
スケ
ダベガ。
[2]
A:サイキン タローノ キゲンガ ワリーンダ。
B:ワタシガ ジローノ ゴドバリ ホメル
ガラ
ダベガ。
1-6-5
[1]
A:サイキン タローノ キゲンガ ワリーンダ。
B:×ジローバリ ホメラレル
スケ
ガモシレネーナ。
[2]
A:サイキン タローノ キゲンガ ワリーンダ。
B:ジローバリ ホメラレル
ガラ
ガモシレネーナ。
1-6-6
[1]
A:ヒッコシノアト パソコンノ チョーシガ ワリーンダ。
B:×ソレワ ハゴブドギニ オドシタ
スケ
ダッキャ。
[2]
A:ヒッコシノアト パソコンノ チョーシガ ワリーンダ。
B:ソレワ ハゴブドギニ オドシタ
ガラ
ダッキャ。
1-7.従属節内のモダリティ表現
1-7-1.伝聞・推定表現など
1-7-1-1
[1]
コンヤワ アメ フルソーダ
スケ
ハヤメニ カエロー。
[2]
コンヤワ アメ フルソーダ
ガラ
ハヤメニ カエロー。
1-7-1-2
[1]
コンヤワ アメガ フルミテーダ
スケ
ハヤメニ カエロー。
[2]
コンヤワ アメガ フルミテーダ
ガラ
ハヤメニ カエロー。
1-7-1-3
[1]
コンヤワ アメ フリソーダ
スケ
ハヤメニ カエロー。
[2]
コンヤワ アメ フリソーダ
ガラ
ハヤメニ カエロー。
1-7-1-4
[1]
ドーモ ネズ アルミテーダ
スケ
ハヤメニ カエルゴドニシタ。
[2]
ドーモ ネズ アルミテーダ
ガラ
ハヤメニ カエルゴドニシタ。
1-7-1-5
[1]
アメ フルガモシレネー
スケ
カサ モッテキタ。
[2]
アメ フルガモシレネー
ガラ
カサ モッテキタ。
1-7-2.推量表現
1-7-2-1
[1]
×アメ フルゴッタ
スケ
カサ モッテゲ。
[2]
アメ フルゴッタ
ガラ
カサ モッテゲ。
1-7-2-2
[1]
×ヤマデワ カナリ ユギ フッタゴッタ
スケ
ナダレガ シンパイダ。
[2]
ヤマデワ カナリ ユギ フッタゴッタ
ガラ
ナダレガ シンパイダ。
1-7-2-3
[1]
×タイシタ アメニワ ナラナイゴッタ
スケ
カサー モッテイガネ。
[2]
タイシタ アメニワ ナラナイゴッタ
ガラ
カサー モッテイガネ。
1-7-2-4
[1]
×ソドワ サムイゴッタ
スケ
アズギシテ デガゲヨー。
[2]
ソドワ サムイゴッタ
ガラ
アズギシテ デガゲヨー。
1-7-2-5
[1]
×コノブンダバ アシタモ アメダゴッタ
スケ
エンソクワ チューシニ ナルベナ。
[2]
コノブンダバ アシタモ アメダゴッタ
ガラ
エンソクワ チューシニ ナルベナ。
1-7-3.丁寧表現
1-7-3-1
チョット ハナシガ アリマス
ノデ
ココニ キテクダサイ。
1-7-3-2
キケンデス
ノデ
カケコミジョーシャワ ヤメマショー。
1-7-3-3
クニノ リョーシンガ タズネテキテイマス
ノデ
キョーワ スコシ ハヤメニ カエラセテイタダイテモ ヨロシーデスカ。
1-8.文末用法
1-8-1.倒置
1-8-1-1
[1]
コゴデ チョット マッテデ。 スグ モドッテ クッ
スケ
。
[2]
コゴデ チョット マッテデ。 スグ モドッテ クル
ガラ
。
1-8-1-2
[1]
チョット ゴセンエン カシテ。 ゲツマズマデニ カエス
スケ
。
[2]
チョット ゴセンエン カシテ。 ゲツマズマデニ カエス
ガラ
。
1-8-1-3
[1]
エキマデ ムカエニ キテ。 シチジニ ツグ
スケ
。
[2]
エキマデ ムカエニ キテ。 シチジニ ツグ
ガラ
。
1-8-2.終助詞的用法
1-8-2-1
[1]
アドデ モー イチド デンワ スル
スケ
。
[2]
アドデ モー イチド デンワ スル
ガラ
。
1-8-2-2
[1]
チョット デガゲデクルケド オヤツ プリンガ レイゾーコサ ハイッテッ
スケ
。
[2]
チョット デガゲデクルケド オヤツ プリンガ レイゾーコサ ハイッテラ
ガラ
。
1-8-2-3
[1]
アンダノ ゴド ケッシテ ワスレネー
スケ
。
[2]
アンダノ ゴド ケッシテ ワスレネー
ガラ
。
1-8-2-4
[1]
オトーサンニ イーツケテヤッ
スケ
。
[2]
オトーサンニ イーツケテヤル
ガラ
。
1-8-2-5
[1]
ゴジマデ エキマエノ キッサテンサ イッ
スケ
。
[2]
ゴジマデ エキマエノ キッサテンサ イル
ガラ
。
1-8-2-6
[1]
チョット スーパーサ カイモノニ イッテクッ
スケ
。
[2]
チョット スーパーサ カイモノニ イッテクル
ガラ
。
1-8-2-7
[1]
ヒミツオ バラシタラ タダジャ オガネー
スケ
。
[2]
ヒミツオ バラシタラ タダジャ オガネー
ガラ
。
2.「のだから」の用法
2-1.「から(ので)」との相違
2-1-1a_1
[1]
ジカン ネー
スケ
イソイダ。
[2]
ジカン ネー
ガラ
イソイダ。
2-1-1a_2
[1]
×ジカン ネー
ンダスケ
イソイダ。
[2]
×ジカン ネー
ンダガラ
イソイダ。
2-1-1b_1
[1]
ジカン ネー
スケ
イソグガー。
[2]
ジカン ネー
ガラ
イソグガー。
2-1-1b_2
[1]
ジカン ネー
ンダスケ
イソグガー。
[2]
ジカン ネー
ンダガラ
イソグガー。
2-1-1c_1
[1]
ジカン ネー
スケ
イソゲジャ。
[2]
ジカン ネー
ガラ
イソゲジャ。
2-1-1c_2
[1]
ジカン ネー
ンダスケ
イソゲジャ。
[2]
ジカン ネー
ンダガラ
イソゲジャ。
2-1-2_1
[1]
テンキ イー
スケ
サンポニ デガゲダ。
[2]
テンキ イー
ガラ
サンポニ デガゲダ。
2-1-2_2
[1]
×テンキ イー
ンダスケ
サンポニ デガゲダ。
[2]
×テンキ イー
ンダガラ
サンポニ デガゲダ。
2-1-3_1
[1]
マイニジ アメ フッ
スケ
センタグモノ カワガネージャ。
[2]
マイニジ アメ フル
ガラ
センタグモノ カワガネージャ。
2-1-3_2
[1]
×マイニジ アメ フル
ンダスケ
センタグモノ カワガネージャ。
[2]
×マイニジ アメ フル
ンダガラ
センタグモノ カワガネージャ。
2-1-4_1
[1]
ユーベ オーアメ フッタ
スケ
ジメンサ ミズタマリ デギデラ。
[2]
ユーベ オーアメ フッタ
ガラ
ジメンサ ミズタマリ デギデラ。
2-1-4_2
[1]
×ユーベ オーアメ フッタ
ンダスケ
ジメンサ ミズタマリ デギデラ。
[2]
×ユーベ オーアメ フッタ
ンダガラ
ジメンサ ミズタマリ デギデラ。
2-2.意味・用法(接続調査を兼ねる)
2-2-1.確かな事実とその当然の結論
2-2-1-1_1
[1]
×コッタラサ ガンバッタ
スケ
コンドワ ウマグ イグハズダ。
[2]
×コッタラサ ガンバッタ
ガラ
コンドワ ウマグ イグハズダ。
2-2-1-1_2
[1]
コッタラサ ガンバッタ
ンダスケ
コンドワ ウマグ イグハズダ。
[2]
コッタラサ ガンバッタ
ンダガラ
コンドワ ウマグ イグハズダ。
2-2-1-2_1
[1]
ダイジナ ハナシ シテッ
スケ
コドモワ アッチサ イゲジャ。
[2]
ダイジナ ハナシ シテラ
ガラ
コドモワ アッチサ イゲジャ。
2-2-1-2_2
[1]
ダイジナ ハナシ シテ
ンダスケ
コドモワ アッチサ イゲジャ。
[2]
ダイジナ ハナシ シテ
ンダガラ
コドモワ アッチサ イゲジャ。
2-2-1-3_1
[1]
×コッチワ シンケンダ
スケ
カラガワネーデケデ。
[2]
×コッチワ シンケンダ
ガラ
カラガワネーデケデ。
2-2-1-3_2
[1]
コッチワ シンケンナ
ンダスケ
カラガワネーデケデ。
[2]
コッチワ シンケンナ
ンダガラ
カラガワネーデケデ。
2-2-2.聞き手に関する情報−行動要求・認識要求
2-2-2-1_1
[1]
×ワゲー
スケ
イチドヤ ニドノ シッパイデ クヨクヨ スルナジャ。
[2]
×ワゲー
ガラ
イチドヤ ニドノ シッパイデ クヨクヨ スルナジャ。
2-2-2-1_2
[1]
ワゲー
ンダスケ
イチドヤ ニドノ シッパイデ クヨクヨ スルナジャ。
[2]
ワゲー
ンダガラ
イチドヤ ニドノ シッパイデ クヨクヨ スルナジャ。
2-2-2-2_1
[1]
×ジュケンセーダ
スケ
モット シンケンニ ベンキョー セージャ。
[2]
×ジュケンセーダ
ガラ
モット シンケンニ ベンキョー セージャ。
2-2-2-2_2
[1]
ジュケンセーナ
ンダスケ
モット シンケンニ ベンキョー セージャ。
[2]
ジュケンセーナ
ンダガラ
モット シンケンニ ベンキョー セージャ。
2-2-2-3_1
[1]
×セッカグ リューガグ スル
スケ
チャント ベンキョー シテコイヨ。
[2]
×セッカグ リューガグ スル
ガラ
チャント ベンキョー シテコイヨ。
2-2-2-3_2
[1]
セッカグ リューガグ スル
ンダスケ
チャント ベンキョー シテコイヨ。
[2]
セッカグ リューガグ スル
ンダガラ
チャント ベンキョー シテコイヨ。
2-2-3.後件が聞き手の利益になる事柄の場合
2-2-3-1
[1]
ジカンワ マダ ジューブン アンダ
スケ
ユックリ シテイッテケデ。
[2]
ジカンワ マダ ジューブン アンダ
ガラ
ユックリ シテイッテケデ。
2-2-3-2
[1]
チャンスワ マダ アンダ
スケ
ゲンキ ダセジャ。
[2]
チャンスワ マダ アンダ
ガラ
ゲンキ ダセジャ。
2-2-3-3
[1]
モージキ タイイン デギンダ
スケ
アド スコシノ シンボーダッキャ。
[2]
モージキ タイイン デギンダ
ガラ
アド スコシノ シンボーダッキャ。
2-2-4.倒置
2-2-4-1
[1]
カラダサ キー ツケロヨ。 ハー ワガグネーンダ
スケ
。
[2]
カラダサ キー ツケロヨ。 ハー ワガグネーンダ
ガラ
。
2-2-4-2
[1]
ジブンデ キメロジャ。 ハー コドモジャネンダ
スケ
。
[2]
ジブンデ キメロジャ。 ハー コドモジャネンダ
ガラ
。
2-2-4-3
[1]
ソリャ シンパイ スルベー。 オヤナンダ
スケ
。
[2]
ソリャ シンパイ スルベー。 オヤナンダ
ガラ
。
2-2-5.終助詞的用法
2-2-5-1
[1]
×ワダシ ゼッタイニ カレト ケッコン スンダ
スケ
。
[2]
ワダシ ゼッタイニ カレト ケッコン スンダ
ガラ
。
2-2-5-2
[1]
×コッチガ アメー カオ スルト スグ チョーシニ ノンダ
スケ
。
[2]
コッチガ アメー カオ スルト スグ チョーシニ ノンダ
ガラ
。
2-2-5-3
[1]
×アノ オドゴド キタラ マッタグ サゲグセ ワリーンダ
スケ
。
[2]
アノ オドゴド キタラ マッタグ サゲグセ ワリーンダ
ガラ
。
3.接続詞「だから」の用法
3-1.接続助詞「から」の文に言い換えられ,前件・後件が同一の話し手によるもの
3-1-1
[1]
サイキン マイニチ アメダジャ。
ダスケ
センタグモノガ カワガネージャ。
[2]
サイキン マイニチ アメダジャ。
ダガラ
センタグモノガ カワガネージャ。
3-1-2
[1]
ハー イエ デル ジカンノ サンジュップンマエダジャ。
ダスケ
ハヤグ オギロジャ。
[2]
ハー イエ デル ジカンノ サンジュップンマエダジャ。
ダガラ
ハヤグ オギロジャ。
3-1-3
[1]
スグ モドッテクル。
ダスケ
コゴデ マッテデケデ。
[2]
スグ モドッテクル。
ダガラ
コゴデ マッテデケデ。
3-2.接続助詞「から」の文に言い換えられ,前件・後件の間に話者交替があるもの
3-2-1.相手の発話中の事態Pを受け,それから導かれる帰結Qを述べるもの
3-2-1-1
[1]
A:サイギンワ マイニジ アメ フルネ。
B:ンダッキャ。
ンダスケ
センタグモノガ カワガネクテ コマルジャ。
[2]
A:サイギンワ マイニジ アメ フルネ。
B:ンダッキャ。
ダガラ
センタグモノガ カワガネクテ コマルジャ。
3-2-1-2
[1]
A:キョー アメ フルズ。
B:
ダスケ
カサ モッテゲ。
[2]
A:キョー アメ フルズ。
B:
ダガラ
カサ モッテゲ。
3-2-2.聞き手に結論を求めるもの
3-2-2-1_1
[1]
A:タイヘンダジャ。 アメ フッテキタジャ。
B:
ダスケ
ナンダズノ?
[2]
A:タイヘンダジャ。 アメ フッテキタジャ。
B:
ダガラ
ナンダズノ?
3-2-2-1_2
[1]
A:タイヘンダジャ。 アメ フッテキタジャ。
B:
ダスケ
ナンナノ?
[2]
A:タイヘンダジャ。 アメ フッテキタジャ。
B:
ダガラ
ナンナノ?
3-2-2-1_3
[1]
A:タイヘンダジャ。 アメ フッテキタジャ。
B:×
ダスケ
?
[2]
A:タイヘンダジャ。 アメ フッテキタジャ。
B:
ダガラ
?
3-2-3.相手の発話中の事態や発話時の状況Pが,既知の事態Qの原因・理由であると認定するもの
3-2-3-1
[1]
A:ジコデ デンシャガ オクレデルンダズ。
B:ンダノ。
ダスケ
ミンナ マダ コネーンダ。
[2]
A:ジコデ デンシャガ オクレデルンダズ。
B:ンダノ。
ダガラ
ミンナ マダ コネーンダ。
3-2-3-2
[1]
コレダスケ
レンキューニ デガゲンノ イヤナンダジャ。
[2]
コレダガラ
レンキューニ デガゲンノ イヤナンダジャ。
3-2-3-3
[1]
アレダスケ
レンキューニ デガゲンノワ イヤナンダジャ。
[2]
アレダガラ
レンキューニ デガゲンノワ イヤナンダジャ。
3-2-4.相手の発話中の事態や発話時の状況Pが,既に行った発話行為Qの理由であると認定するもの
3-2-4-1_1
[1]
ダスケ
ヤメドゲッテ イッタンダジャ。
[2]
ダガラ
ヤメドゲッテ イッタンダジャ。
3-2-4-1_2
[1]
ダスケ
ヤメドゲッテ イッタベナ。
[2]
ダガラ
ヤメドゲッテ イッタベナ。
3-2-4-1_3
[1]
ダスケ
ヤメドゲッテ イッタッキャ。
[2]
ダガラ
ヤメドゲッテ イッタッキャ。
3-2-4-2
[1]
ダスケ
スルナッテ イッタッキャ。
[2]
ダガラ
スルナッテ イッタッキャ。
3-3.接続助詞「から」の文に言い換えられず,「あなたもわかっているはずなのに」という話し手の態度を表すもの
3-3-1.「あなたが…と言うから私は〜と言う」という発話行為間の因果関係があるもの
3-3-1-1_1
[1]
A:サッキ タノンダ シゴド チャント ヤレヨ。
B:ウン キョージューニ ヤッスケー。 イマ チョット イソガシクテ デギネンダ。
A:アシタマデニ ヤレヨ。
B:×
ダスケ
キョージューニ ヤルッテ イッテルッキャ。
[2]
A:サッキ タノンダ シゴド チャント ヤレヨ。
B:ウン キョージューニ ヤッスケー。 イマ チョット イソガシクテ デギネンダ。
A:アシタマデニ ヤレヨ。
B:
ダガラ
キョージューニ ヤルッテ イッテルッキャ。
3-3-1-1_2
(未調査)
3-3-1-2_1
[1]
A:キョーワ オネガイガ アッテ キタンダ。
B:ナニ? ハナシテミデ。
A:スゲー ダイジナ ゴドナンダ。
B:×
ダスケ
ハナシテミロッテ イッテルッキャ。
[2]
A:キョーワ オネガイガ アッテ キタンダ。
B:ナニ? ハナシテミデ。
A:スゲー ダイジナ ゴドナンダ。
B:
ダガラ
ハナシテミロッテ イッテルッキャ。
3-3-1-2_2
[1]
A:キョーワ オネガイガ アッテ キタンダ。
B:ナニ? ハナシテミデ。
A:スゲー ダイジナ ゴドナンダ。
B:×
ダスケ
ハナシテミロジャ。
[2]
A:キョーワ オネガイガ アッテ キタンダ。
B:ナニ? ハナシテミデ。
A:スゲー ダイジナ ゴドナンダ。
B:
ダガラ
ハナシテミロジャ。
3-3-2.発話行為間の因果関係がないもの
3-3-2-1
[1]
A:サッキ タノンダ シゴド ヤッテクレタ?
B:エ? ナンノゴド?
A:×
ダスケ
ゴゼンチューニ タノンダ アノ シゴドダジャ。
[2]
A:サッキ タノンダ シゴド ヤッテクレタ?
B:エ? ナンノゴド?
A:
ダガラ
ゴゼンチューニ タノンダ アノ シゴドダジャ。
3-3-2-2
[1]
A:キョー チョード タナカサンサ アッタヨ。
B:ドノ タナガサン?
A:×
ダスケ
キノー ハナシテラッタ サンチョーメノ タナガサンダジャ。
[2]
A:キョー チョード タナカサンサ アッタヨ。
B:ドノ タナガサン?
A:
ダガラ
キノー ハナシテラッタ サンチョーメノ タナガサンダジャ。
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