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調査概要
1.「から」と「ので」の用法
1-1.事態の原因(接続調査を兼ねる)
1-1-1
マイニチ アメガ フル
ケー
センタクモンガ カワカンネー。
1-1-2
マイニチ アメジャ
ケー
センタクモンガ カワカン。
1-1-3
テンキガ イー
ケー
センタクモンガ ヨー カワクワ。
1-1-4
コノ ヘヤワ シズカジャ
ケー
シゴトニ シューチューデキル。
1-1-5
ユーベ オーアメガ フッタ
ケー
ジメンニ ミズタマリガ デキトルヨ。
1-1-6
コドモジャ
ケー
ワカランカッタ。
1-2.行為の理由(後件のモダリティ制限の調査を兼ねる)
1-2-1
タイチョーガ ワルイ
ケー
シゴトオ ヤスムコトニ シタンヨ。
1-2-2
タイチョーガ ワルイ
ケー
キョーワ シゴトオ ヤスモー。
1-2-3
ヨミチャー クライ
ケー
イッショニ イノー。
1-2-4
アカチャンガ ネトル
ケー
シズカニシンサイ。
1-2-5
アカチャンガ ネトル
ケー
シズカニシテクレンカネ。
1-2-6
アメガ フル
ケー
カサー モッテイキンサイヨ。
1-3.判断の根拠
1-3-1a
ホシガ デトル
ケー
アシタモ イー テンキニ ナルジャローネー。
1-3-1b
A:アシタモ イー テンキニ ナルジャローネ。
B:ドシテ ワカルン。
A:ホシガ デトル
ケー
ヨ。
1-3-2
ヒダリテノ クスリユビニ ユビワオ ハメトッテジャ
ケー
ケッコン シトッテンジャネ。
1-3-3
セキャー デルシ ネツモ アル
ケー
カジョー ヒータンカモシレン。
1-3-4
サッキ シンブンハイタツノ オトガ シタ
ケー
ゴジオ スギタンジャローネー。
1-4.発言・態度の根拠
1-4-1
アブナイ
ケー
コノ カワジャー アソビンサンナ。
1-4-2
カジョー ヒクト イケン
ケー
アツギオ シテ イキンサイ。
1-4-3
キョーノ シゴトァ ゼンブ スンダ
ケー
ハー イノー。
1-5.理由を表さない用法
1-5-1
スグ モドッテクル
ケー
ココデ マットッテーネ。
1-5-2
イチドデ イー
ケー
ピラミッドニ ノボッテミタイ。
1-5-3
オネガイジャ
ケー
オカネオ カシテクレンカネエ。
1-5-4
クルマオ ヨンジャル
ケー
スグ ビョーイン イキンサイ。
1-5-5
ツクエノ ウエニ オイトル
ケー
ワタシノ サイフ トッテキテクレンカネー。
1-6.原因・理由節の述語用法(XはYからだ)
1-6-1
A:キブン ワルイ。
B:アンナニ エット ノム
ケー
ヨ。
1-6-2
A:キョーワ デパートガ コンドルネー。
B:ニチヨービジャ
ケー
ジャローネ。
1-6-3
A:サイキン タローノ キゲンガ ワルインヨ。
B:アンタガ ジローノ コトバッカリ ホメル
ケー
ジャナイン。
1-6-4
A:サイキン タローノ キゲンガ ワルインヨ。
B:ワタシガ ジローノ コトバッカリ ホメル
ケー
カネー。
1-6-5
A:サイキン タローノ キゲンガ ワルインヨ。
B:ジローバッカリ ホメラレル
ケー
カモシレンネ。
1-6-6
A:ヒッコシノアト パソコンノ チョーシガ ワルインヨ。
B:ソリャー ハコブトキニ オトシタ
ケー
ジャナイカネー。
1-7.従属節内のモダリティ表現
1-7-1.伝聞・推定表現など
1-7-1-1
コンヤワ アメガ フルソージャ
ケー
ハヤメニ イノー。
1-7-1-2
コンヤワ アメガ フルラシー
ケー
ハヤメニ イノー。
1-7-1-3
コンヤワ アメガ フリソージャ
ケー
ハヤメニ イノー。
1-7-1-4
ドーモ ネツガ アルミタイジャ
ケー
ハヤメニ イノー オモウンヨ。
1-7-1-5
アメガ フルカモシレン
ケー
カサー モッテキタンヨ。
1-7-2.推量表現
1-7-2-1
アメガ フルジャロー
ケー
カサー モッテイキンサイ。
1-7-2-2
ヤマジャー エット ユキガ フッタジャロー
ケー
ナダレガ シンパイジャネ。
1-7-2-3
タイシタ アメニャー ナランジャロー
ケー
カサー モッテイカン。
1-7-2-4
ソトァ サムイジャロー
ケー
アツギオ シテ デカキョー。
1-7-2-5
コノブンジャー アシタモ アメジャロー
ケー
エンソクワ チューシン ナルジャローネー。
1-7-3.丁寧表現
1-7-3-1
チョット ハナシガ アリマス
ケー
コケー キテツカーサイ。
1-7-3-2
キケンデス
ケー
カケコミジョーシャワ ヤミョージャーナイデスカ。
1-7-3-3
サトノ リョーシンガ タズネテキマス
ケー
キョーワ スコシ ハヤメニ カエラセテモラッテモ イーデショーカ。
1-8.文末用法
1-8-1.倒置
1-8-1-1
ココデ チョット マットッテ。 スグニ モドッテクル
ケー
。
1-8-1-2
チョット ゴセンエン カシテエ。 ゲツマツマデニワ カエス
ケー
。
1-8-1-3
エキマデ ムカエニ キテーネ。 シチジニャー ツク
ケー
。
1-8-2.終助詞的用法
1-8-2-1
アトデ モー イッカイ デンワ スル
ケー
。
1-8-2-2
チョット デカケテクルケド オヤツ プリンガ レーゾーコニ ハイットル
ケー
ネ。
1-8-2-3
アナタノ コトァ ケシテ ワスレン
ケー
。
1-8-2-4
オトーチャンニ イーツケチャル
ケー
ネ。
1-8-2-5
ゴジマデ エキマエノ キッサテンニ オル
ケー
。
1-8-2-6
チョット スーパーマデ カイモンニ イッテクル
ケー
。
1-8-2-7
ヒミツオ バラシタラ タダジャー オカン
ケー
ネ。
2.「のだから」の用法
2-1.「から(ので)」との相違
2-1-1a_1
ジカンガ ナイ
ケー
イソイダンヨ。
2-1-1a_2
×ジカンガ ナイ
ンジャケー
イソイダンヨ。
2-1-1b_1
ジカンガ ナイ
ケー
イソゴー。
2-1-1b_2
ジカンガ ナイ
ンジャケー
イソゴー。
2-1-1c_1
ジカンガ ナイ
ケー
イソギンサイ。
2-1-1c_2
ジカンガ ナイ
ンジャケー
イソギンサイ。
2-1-2_1
テンキガ イー
ケー
サンポニ イッタンヨ。
2-1-2_2
×テンキガ イー
ンジャケー
サンポニ イッタンヨ。
2-1-3_1
マイニチ アメガ フル
ケー
センタクモンガ カワカンヨ。
2-1-3_2
×マイニチ アメガ フル
ンジャケー
センタクモンガ カワカンヨ。
2-1-4_1
ユーベ オーアメガ フッタ
ケー
ジメンニ ミズタマリガ デキトルネ。
2-1-4_2
×ユーベ オーアメガ フッタ
ンジャケー
ジメンニ ミズタマリガ デキトルネ。
2-2.意味・用法(接続調査を兼ねる)
2-2-1.確かな事実とその当然の結論
2-2-1-1_1
×コンナニ ガンバッタ
ケー
コンドァ ウマクイクヨーネ。
2-2-1-1_2
コンナニ ガンバッタ
ンジャケー
コンドァ ウマクイクヨーネ。
2-2-1-2_1
×ダイジナ ハナシオ ショール
ケー
コドモァ アッチー イットキンサイ。
2-2-1-2_2
ダイジナ ハナシオ ショール
ンジャケー
コドモァ アッチー イットキンサイ。
2-2-1-3_1
×コッチャー シンケンジャ
ケー
カラカワンデヨー。
2-2-1-3_2
コッチャー シンケンナ
ンジャケー
カラカワンデヨー。
2-2-2.聞き手に関する情報−行動要求・認識要求
2-2-2-1_1
×ワカイ
ケー
イッカイヤ ニカイヤノ シッパイデ クヨクヨ シンサンナ。
2-2-2-1_2
ワカイ
ンジャケー
イッカイヤ ニカイヤノ シッパイデ クヨクヨ シンサンナ。
2-2-2-2_1
×ジュケンセージャ
ケー
モーチータァ シンケンニ ベンキョー シンサイ。
2-2-2-2_2
ジュケンセーナ
ンジャケー
モーチートァ シンケンニ ベンキョー シンサイ。
2-2-2-3_1
×セッカク リューガク スル
ケー
チャント ベンキョー シテキンサイヨ。
2-2-2-3_2
セッカク リューガク スル
ンジャケー
チャント ベンキョー シテキンサイヨ。
2-2-3.後件が聞き手の利益になる事柄の場合
2-2-3-1
ジカンワ マダ ジューブン アル
ンジャケー
ユックリ シテッテーネ。
2-2-3-2
チャンスワ マダ アル
ンジャケー
ゲンキュー ダシンサイ。
2-2-3-3
モージキ タイイン デキル
ンジャケー
モー チョットノ シンボージャー。
2-2-4.倒置
2-2-4-1
カラダニャー キー ツケンサイヨ。 モー ワコーワ ナイ
ンジャケー
。
2-2-4-2
ジブンデ キメンサイヨ。 ハー コドモジャー ナイ
ンジャケー
。
2-2-4-3
ソリャー シンパイ スルヨーネ。 オヤナ
ンジャケー
。
2-2-5.終助詞的用法
2-2-5-1
ワタシャー ゼッタイ カレト ケッコン ス
ンジャケー
。
2-2-5-2
コッチガ アマイ カオオ スリャー スグ チョーシー ノル
ンジャケー
。
2-2-5-3
アノ オトコト キチャー ホンマニ サケグセガ ワルイ
ンジャケー
。
3.接続詞「だから」の用法
3-1.接続助詞「から」の文に言い換えられ,前件・後件が同一の話し手によるもの
3-1-1
サイキンワ マイニチ アメガ フル。
ジャケー
センタクモンガ カワカンノヨー。
3-1-2
ハー イヨー デル ジカンノ サンジップンマエヨ。
ジャケー
ハヨー オキンサイ。
3-1-3
スグ モドッテクル。
ジャケー
マットッテーネ。
3-2.接続助詞「から」の文に言い換えられ,前件・後件の間に話者交替があるもの
3-2-1.相手の発話中の事態Pを受け,それから導かれる帰結Qを述べるもの
3-2-1-1
A:サイキンワ マイニチ アメガ フルネー。
B:ウン。
ソイジャケー
センタクモンガ カワカンデ コマットルンヨ。
3-2-1-2
[1]
A:キョーワ アメガ フルソージャネ。
B:×
ソイジャケー
カサー モッテイキンサイ。
[2]
A:キョーワ アメガ フルソージャネ。
B:
ソイジャー
カサー モッテイキンサイ。
3-2-2.聞き手に結論を求めるもの
3-2-2-1_1
A:タイヘンジャー。 アメガ フッテキター。
B:
ジャケー
ドーシタ ユーン。
3-2-2-1_2
A:タイヘンジャー。 アメガ フッテキター。
B:
ジャケー
ナンナン。
3-2-2-1_3
A:タイヘンジャー。 アメガ フッテキター。
B:×
ジャケー
?
3-2-3.相手の発話中の事態や発話時の状況Pが,既知の事態Qの原因・理由であると認定するもの
3-2-3-1
A:ジコデ デンシャガ オクレトルソージャネ。
B:ソーカ。
ジャケー
ミンナ マダ コンノジャー。
3-2-3-2
コレジャケー
レンキューニ デカケルンワ イヤナンヨ。
3-2-3-3
アージャケー
レンキューニ デカケルンワ イヤナンヨ。
3-2-4.相手の発話中の事態や発話時の状況Pが,既に行った発話行為Qの理由であると認定するもの
3-2-4-1_1
ヘージャケー
ヤメトケー ユータンヨ。
3-2-4-1_2
ヘージャケー
ヤメトケー ユータジャロー?
3-2-4-1_3
ヘージャケー
ヤメトケー ユータジャー。
3-2-4-2
ジャケー
スナー ユータジャー。
3-3.接続助詞「から」の文に言い換えられず,「あなたもわかっているはずなのに」という話し手の態度を表すもの
3-3-1.「あなたが…と言うから私は〜と言う」という発話行為間の因果関係があるもの
3-3-1-1_1
A:サッキ タノンダ シゴト チャント ヤットイテーネ。
B:ウン キョージューニャー ヤル
ケー
。 イマ チョット イソガシューテ デキンノヨ。
A:アシタマデニャー ヤットイテーヨ。
B:
ジャケー
キョージューニ ヤル ユーヨルジャー。
3-3-1-1_2
(未調査)
3-3-1-2_1
A:キョーワ オネガイガ アッテ キタンヨ。
B:ナンカネ? ハナシテミンサイ。
A:モノスゴ タイジナ コトナンヨ。
B:
ジャケー
ハナシテミンサイ ユヨールジャー。
3-3-1-2_2
A:キョーワ オネガイガ アッテ キタンヨ。
B:ナンカネ? ハナシテミンサイ。
A:モノスゴ タイジナ コトナンヨ。
B:
ジャケー
ハナシテミンサイ。
3-3-2.発話行為間の因果関係がないもの
3-3-2-1
A:サッキ タノンダ シゴト ヤッテクレタ?
B:エッ? ナンジャッタカイネー。
A:
ジャケー
ゴゼンチュー タノンドッタ アノ シゴトヨーネ。
3-3-2-2
A:キョー チョード タナカサンニ オータンヨ。
B:ドノ タナカサンカイネ。
A:
ジャケー
キノー ハナシトッタ サンチョーメノ タナカサンヨネ。
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