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秋田県民は本当に〈ええふりこぎ〉か?

日高水穂(著)

無明舎出版

2011年4月刊行

 

 

【目次】

まえがき

1 秋田県民は本当に〈ええふりこぎ〉か?

秋田における「県民性」言説の創出と再生産
秋田における方言の活用と再活性化
秋田弁ヒーロー「超神ネイガー」

2 秋田の視点 2003〜2006

秋田弁が広げる人の輪
信条込めた音声のすごみ
人の意識で言葉も変化
シマとクニ
新語・流行語
方言手がかりに犯罪捜査
基本は人から人への教育
本荘・由利の方言
標準語の元は何弁なのか
御幣流しに見た「みそぎ」
見比べ実感 視点の違い
地域が見守る教育奪うのか
連想語で分かる記憶の変化
合併と言葉
「話し言葉教育」成果検証へ
おわび放送にみる「日本」
沖縄の視点
「余裕」こそ創造の原動力
「自分探し」のただ中で
「ええふりこぎ」の心
東京の視点︑当事者と差
効率化への追随、どこまで

3 秋田の視点 2009〜2011

B級グルメと方言
「米子がいな万灯」を訪ねて
「事業仕分け」の余波
「どうぞ」と「どうか」
「修礼」の意味
東京の「秋田」
外の目と内の目
「しったげ」は秋田弁か?
言葉の痕跡
祭りと町組織
ニシンの記憶
「蔵の日」の立役者
まちの自画像
街角の方言
全国方言分布調査
とっぴんぱらりのぷう
二つの震災

4 秋田のことばと民俗

方言語彙の分布状況
方言語彙の共有率
「ら抜きことば」には「意味」がある
秋田の新しい方言
大潟村の言語事情
「そうすれば、さようなら」
「そこに車を止めればダメです」
西成瀬小学校の「ことば教育」
眠り流し小考
ニシンの記憶とことばの痕跡

あとがき

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