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<著書>
タイトル | 刊行年月 | 編者・共著者,出版社,掲載ページ |
1.『秋田のことば』 | 2000年3月31日 | 秋田県教育委員会編(執筆者:佐藤稔・小林隆・日高水穂・大橋純一),無明舎出版,全961頁 |
2.『方言文法全国地図第5集』(授受表現担当) | 2002年6月20日 | 国立国語研究所編,財務省印刷局 |
3.『CD-ROM版秋田のことば』 | 2003年7月15日 | 秋田県教育委員会編(執筆者:佐藤稔・小林隆・日高水穂・大橋純一・石井啓之),無明舎出版 |
4.『やさしい日本語のしくみ』 | 2003年10月1日 | 庵功雄・日高水穂・前田直子・山田敏弘・大和シゲミ,くろしお出版,全93頁 |
5.『本荘由利のことばっこ』 | 2004年3月15日 | 本荘市教育委員会編(編集委員:佐藤稔・日高水穂・齊藤壽胤・須田髙),秋田文化出版,全782頁 |
6.『秋田県本荘・由利方言調査報告』 | 2005年2月1日 | 科学研究費補助金研究成果報告書,全82頁 |
7.『新版 日本語教育事典』 | 2005年10月1日 | 日本語教育学会編(執筆者438名による共著),大修館書店,執筆項目「場所を表すニとデとヲ」(pp.99-100)・「時を表すニの使用・不使用」(p.101)・「授受表現の歴史」(pp.459-460)・「文法・表現法の地域差」(pp.473-474) |
8.『ケーススタディ日本語のバラエティ』 | 2005年10月10日 | 上野智子・定延利之・佐藤和之・野田春美編(執筆者17名による共著),おうふう,執筆項目「ことばの切りかえ」(pp.66-71)・「敬うことば・へりくだることば」(pp.72-77) |
9.『事典 日本の多言語社会』 | 2005年10月25日 | 真田信治・庄司博史編(執筆者91名による共著),岩波書店, 執筆項目「東北方言の地位」(pp.260-263) |
10.『社会言語学の展望』 | 2006年3月18日 | 真田信治編(執筆者34名による共著),くろしお出版,執筆項目「文法・語彙の変化」(pp.147-160) |
11.『方言文法全国地図第6集』(申し出表現担当) | 2006年3月28日 | 国立国語研究所,国立印刷局 |
12.『講座社会言語科学6 方法』 | 2006年8月24日 | 伝康晴・田中ゆかり編(執筆者12名による共著),ひつじ書房,執筆項目「インタビューによる言語調査法」(pp.2-17) |
13.『シリーズ方言学2 方言の文法』 | 2006年11月28日 | 執筆者5名による共著,岩波書店,執筆項目「第5章 文法化」(pp.181-219) |
14.『授与動詞の対照方言学的研究』 | 2007年2月10日 | 単著,ひつじ書房,全354頁 |
15.『地方別方言語源辞典』 | 2007年9月15日 | 真田信治・友定賢治編(共著),東京堂出版,執筆項目「北海道・東北北部」(pp.16-31) |
16.『現代日本語文法3 アスペクト・テンス・肯否』 | 2007年11月15日 | 日本語記述文法研究会編(共著),くろしお出版,全321頁 |
17.『現代日本語文法7 談話・待遇表現』 | 2009年6月20日 | 日本語記述文法研究会編(共著),くろしお出版,全317頁 |
18.『都道府県別全国方言辞典』 | 2009年8月25日 | 佐藤亮一編(共著),三省堂,執筆項目「秋田県」(pp.42-49) |
19.『現代日本語文法2 格と構文・ヴォイス』 | 2009年11月15日 | 日本語記述文法研究会編(共著),くろしお出版,全313頁 |
20.『日本語ライブラリー 方言学』 | 2011年3月25日 | 真田信治編著(執筆者12名による共著),朝倉書店,執筆項目「第2章 各地方言の実態―方言の現在―(1)北海道・東北」(pp.15-31) |
21.『秋田県民は本当に〈ええふりこぎ〉か?』 | 2011年4月15日 | 単著,無明舎出版,全233頁 |
22.『県別罵詈雑言辞典』 | 2011年10月20日 | 真田信治・友定賢治編(共著),東京堂出版,執筆項目「秋田県」(pp.24-27) |
23.『日本語・国語の話題ネタ』 | 2012年6月20日 | 森山卓郎編(執筆者7名による共著),ひつじ書房,執筆項目「号令ことばの地域差」(p.64)・「水くれ係」(p.98)・「「を」の呼称」(p.115)・「「なんでやねん」の不思議」(p.121)・「方言の動詞活用」(p.125)・「昔話の結末句」(p.129) |
24.『方言学入門』 | 2013年9月10日 | 木部暢子・竹田晃子・田中ゆかり・日高水穂・三井はるみ編著,三省堂,全143頁 |
25.『はじめて学ぶ方言学 ことばの多様性をとらえる28章』 | 2016年3月31日 | 井上史雄・木部暢子編著(執筆者26名による共著),ミネルヴァ書房,執筆項目「第1章 方言と言語・標準語・中央語」(pp.11-18)・「第19章 授受表現」(pp.195-204),全293頁 |
26.『新日本言語地図―分布図で見渡す方言の世界―』 | 2016年12月15日 | 大西拓一郎編著(執筆者13名による共著),朝倉書店,執筆項目132図「やる」・133図「読んでやる」・134図「読んでくれる」・135図「読んでもらう」・136図「殴る・殴られる」・137図「噛む・噛まれる」(pp.264-275),全304頁 |
27.『関西弁事典』 | 2018年3月28日 | 真田信治監修(執筆者60名による共著),ひつじ書房,執筆項目「関西弁の語法―否定表現・可能表現」(pp.148-152),全504頁 |
28.『明解方言学辞典』 | 2019年4月20日 | 木部暢子編(執筆者39名による共著),三省堂,執筆項目「疑問表現」(pp.45-46)・「禁止表現」(p.49)・「授受表現」(p.82)・「反語表現」(p.118)・「標準語」(pp.123-124)・「命令表現」(p.143),全173頁 |
29.『やさしい日本語のしくみ―日本語学の基本― 改訂版』 | 2020年4月1日 | 庵功雄・日高水穂・前田直子・山田敏弘・大和シゲミ,くろしお出版,全104頁 |
<論文>
タイトル | 刊行年月 | 掲載誌・書名,出版社等,掲載ページ |
1.日本語動詞の視点性をめぐって―全国共通語と各地方言の対照研究から―」 | 1993年3月 | 大阪大学大学院文学研究科修士論文 |
2.「授与動詞の全国分布と東西対立」 | 1994年3月25日 | 『日本学報』第13号(大阪大学文学部日本学研究室),pp.65-82 |
3.「越中五箇山方言における授与動詞の体系について―視点性成立過程への一考察―」 | 1994年3月31日 | 『国語学』176集(国語学会),左pp.14-25 |
4.「近畿地方の動詞の否定形」 | 1994年5月 | 『方言文法1』(GAJ研究会),pp.55-77 |
5.「滋賀県今津町・福井県上中町における方言の動態」(共著者:真田信治・井上文子・大和シゲミ・日高水穂) | 1995年3月26日 | 『日本学報』第14号(大阪大学文学部日本学研究室),pp.122-134 |
6.「「マダ~シナイ」と「マダ~シテイナイ」―未実現相の否定表現―」 | 1995年10月12日 | 宮島達夫・仁田義雄編『日本語類義表現の文法(上)単文編』(くろしお出版),pp.151-158 |
7.「ナイデとナクテとズニ―テ形の用法を持つ動詞の否定形―」 | 1995年10月12日 | 宮島達夫・仁田義雄編『日本語類義表現の文法(下)複文・連文編』(くろしお出版),pp.471-480 |
8.「オ・ゴ~スル類と~イタス類と~サセテイタダク―謙譲表現―」 | 1995年10月12日 | 宮島達夫・仁田義雄編『日本語類義表現の文法(下)複文・連文編』(くろしお出版),pp.676-684 |
9.「信州新町周辺地域の「マダ~否定」表現の体系変化―地域言語の標準語コード上の変容―」 | 1996年3月26日 | 『日本学報』第15号(大阪大学文学部日本学研究室),pp.93-108 |
10.「信州新町地域の授与動詞の体系変化」 | 1996年10月26日 | 『地域言語』第8号(天理・地域言語研究会),pp.37-52 |
11.「五箇山・白川郷の方言授与動詞の動態」 | 1997年2月24日 | 真田信治編『五箇山・白川郷の言語調査報告』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.33-43 |
12.「五箇山方言のバ・マ行五段動詞ウ音便、サ行五段動詞イ音便」 | 1997年2月24日 | 真田信治編『五箇山・白川郷の言語調査報告』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.65-72 |
13.「授与動詞の体系と変化に関する方言対照研究」 | 1997年3月 | 大阪大学大学院文学研究科博士論文 |
14.「授与動詞の体系変化の地域差―東日本方言の対照から―」 | 1997年9月30日 | 『国語学』190集(国語学会),pp.24-35 |
15.「秋田方言の仮定表現をめぐって―バ・タラ・タバ・タッキャの意味記述と地域的標準語の実態―」 | 1999年3月1日 | 『秋田大学教育文化学部研究紀要人文科学・社会科学』第54集,pp.45-55 |
16.「秋田県大潟村移住者の言語変容―本格的調査に向けての準備調査報告―」(共著者:佐藤稔・日高水穂) | 1999年3月1日 | 『秋田大学教育文化学部研究紀要人文科学・社会科学』第54集,pp.9-17 |
17.「東北方言のテンス・アスペクト体系の分布と変遷―体系の比較と地理的分布の解釈―」 | 2000年6月6日 | 変異理論研究会編『徳川宗賢先生追悼論文集 20世紀フィールド言語学の軌跡』,pp.203-218 |
18.「ことばとイメージ」 | 2001年10月20日 | ダニエル=ロング・中井精一・宮治弘明編『応用社会言語学を学ぶ人のために』(世界思想社),pp.26-33 |
19.「ヴォイス(受動文を中心に)」 | 2002年3月 | 大西拓一郎編『方言文法調査ガイドブック』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.37-63 |
20.「秋田県由利郡鳥海町方言の談話資料と文法解説」 | 2002年3月29日 | 真田信治編『消滅に瀕した方言語法の緊急調査研究(1)』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.49-113 |
21.「言語の体系性と方言地理学」 | 2002年5月20日 | 馬瀬良雄監修/佐藤亮一・小林隆・大西拓一郎編『方言地理学の課題』(明治書院),pp.165-178 |
22.「方言の文法」 | 2002年10月20日 | 北原保雄監修/江端義夫編『朝倉日本語講座 第10巻 方言』(朝倉書店),pp.68-87 |
23.「否定文のテンス表現」 | 2003年3月16日 | 野田春美・日高水穂編『現代日本語の文法的バリエーションに関する基礎的研究』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.7-18 |
24.「「名詞+のこと」の適格性」 | 2003年3月16日 | 野田春美・日高水穂編『現代日本語の文法的バリエーションに関する基礎的研究』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.59-70 |
25.「文末詞「け」」 | 2003年3月16日 | 野田春美・日高水穂編『現代日本語の文法的バリエーションに関する基礎的研究』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.71-80 |
26.「条件表現「すれば」「したら」「すると」」 | 2003年3月16日 | 野田春美・日高水穂編『現代日本語の文法的バリエーションに関する基礎的研究』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.81-94 |
27.「「のこと」とトコの文法化の方向性―標準語と方言の文法化現象の対照研究―」 | 2003年3月31日 | 『日本語文法』3巻1号(日本語文法学会),pp.67-82 |
28.「地域のことばと「ことば教育」」 | 2003年3月 | 『(新「ことば」シリーズ16)ことばの地域差―方言は今―』(国立国語研究所),pp.60-68 |
29.「北日本の日本海沿岸地域に見られる文法体系の単純化現象」 | 2004年3月31日 | 真田信治監修/中井精一・内山純蔵・高橋浩二編『日本海沿岸の地域特性とことば―富山県方言の過去・現在・未来―』(桂書房),pp.243-264 |
30.「格助詞相当形式コト・トコ類の文法化の地域差」 | 2004年9月30日 | 『社会言語科学』7巻1号(社会言語科学会),pp.51-62 |
31.「眠り流し小考―祭りの名称と形態の地域差」 | 2004年11月10日 | 『日本語学』23巻14号(11月号)(明治書院),pp.6-14 |
32.「方言における文法化―東北方言の文法化の地域差をめぐって―」 | 2005年7月1日 | 『日本語の研究』1巻3号(日本語学会),pp.77-92 |
33.「『CD-ROM版秋田のことば』の音声収録と表記の方針」 | 2005年12月31日 | 『音声研究』9巻3号(日本音声学会),pp.29-36 |
34.「東北方言の格助詞サの意味拡張の地域差と世代差」 | 2006年3月 | 大西拓一郎編『方言における文法形式の成立と変化の過程に関する研究』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.43-52 |
35.「授受表現」 | 2006年3月 | 大西拓一郎編『方言文法調査ガイドブック2』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.81-94 |
36.「原因・理由表現」(共著者:前田直子・日高水穂・小西いずみ・舩木礼子) | 2006年3月 | 大西拓一郎編『方言文法調査ガイドブック2』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.231-252 |
37.「日本語文法学界の展望 方言文法」(コーディネーター:友定賢治/展望者:渋谷勝己・日高水穂) | 2006年3月31日 | 『日本語文法』6巻1号(日本語文法学会),pp.180-186 |
38.「秋田方言の親族語彙の体系変化に見られる非対称性」 | 2006年5月31日 | 真田信治監修/中井精一・ダニエル ロング・松田謙次郎編『日本のフィールド言語学―新たな学の創造にむけた富山からの提言―』(桂書房),pp.206-220 |
39.【学会展望】「2004年・2005年における日本語学界の展望 地域言語・方言」 | 2006年7月1日 | 『日本語の研究』2巻3号(日本語学会),pp.104-111 |
40.「文法化の地域差―「のこと」からコト・トコ類への文法化と地理的分布―」 | 2006年8月10日 | 『日本語学』25巻9号(8月号)(明治書院),pp.58-65 |
41.「「のこと」の機能―話しことばにおける新しい格表示―」 | 2006年10月28日 | 『仁田義雄先生還暦記念論文集 日本語文法の新地平(形態論・文核編)』,くろしお出版,pp.83-101 |
42.「地図にみる方言文法 東の方へ(行け)」 | 2006年12月1日 | 『言語』35-12,大修館書店,pp.28-31 |
43.「地図にみる方言文法 (孫に本を)やった、(犬に餌を)やった(か)」 | 2006年12月1日 | 『言語』35-12,大修館書店,pp.68-71 |
44.「スピーチレベルシフトの表現効果―シナリオ「12人の優しい日本人」を題材に―」(共著者:伊藤美樹子) | 2007年3月1日 | 『秋田大学教育文化学部研究紀要人文・社会科学』第62集,pp.1-12 |
45.「文法化理論から見る『方言文法全国地図』―「とりたて否定形」の地理的分布をめぐって―」 | 2007年9月15日 | 『日本語学 方言文法全国地図をめぐって』26-11(9月臨時増刊号),明治書院,pp.92-100 |
46.【書評】「沖裕子『日本語談話論』和泉書院,2006」 | 2007年9月30日 | 『社会言語科学』第10巻第1号(社会言語科学会),pp.56-62 |
47.【リレー連載】「私のフィールドノートから・第12回秋山方言」 | 2007年12月1日 | 『言語』36-12,大修館書店,pp.86-91 |
48.「日本海グロットグラム(青森・秋田編)」(共著者:今村かほる) | 2008年3月31日 | 『日本海沿岸地域方言の地理的・年齢的分布(日本海グロットグラム)』科学研究費補助金研究成果報告書,pp.1-37 |
49.「「そこに車を止めればダメです」―標準語と方言の意味のずれ―」 | 2008年10月1日 | 『言語』37-10,大修館書店,pp.44-51 |
50.「方言形成における「伝播」と「接触」」 | 2008年9月26日 | 『方言研究の前衛 山口幸洋博士古希記念論文集』,桂書房,pp.425-442 |
51.「秋田における「県民性」言説の創出と再生産」(共著者:石沢真貴・近藤智彦) | 2009年3月1日 | 『秋田大学教育文化学部研究紀要(人文科学・社会科学)』第64集,pp.51-61 |
52.「格」 | 2009年3月 | 国立国語研究所・全国方言調査委員会編『方言文法調査ガイドブック3』,pp.1-14 |
53.【書評】「神部宏泰『方言の論理―方言にひもとく日本語史―』」 | 2009年7月1日 | 『日本語の研究』5-3,日本語学会,pp.125-131 |
54.「秋田における方言の活用と再活性化―フォークロリズムの視点から―」 | 2009年7月1日 | 『言語』38-7,大修館書店,pp.24-31 |
55.「言語変化を抑制する誤用意識」 | 2009年7月10日 | 『日本語学』28-9,明治書院,pp.14-26 |
56.「敬語と授与動詞の運用に関わる現場性制約―日本語諸方言の対照研究の観点から―」 | 2009年9月30日 | 『日本語文法』9-2,日本語文法学会,pp.3-18 |
57.「「自動車学校」か「自動車教習所」か―近代施設の名称と略称の地域差―」 | 2009年11月15日 | 『日本語学』28-14,明治書院,pp.144-155 |
58.「ニシンの記憶とことばの痕跡」 | 2010年10月10日 | 『日本語学』29-12,明治書院,pp.4-14 |
59.「層を成す「増田」の地域表象―「りんごの里」から「蔵のある街」へ―」 | 2011年3月25日 | 内山純蔵監修/中井精一・ダニエル=ロング編『世界の言語景観 日本の言語景観―景色のなかのことば―』,桂書房,pp.200-217 |
60.「秋田方言―多様性を内包する「仮想方言」のダイナミクス」 | 2011年6月25日 | 呉人惠編『日本の危機言語 言語・方言の多様性と独自性』,北海道大学出版会,pp.65-97 |
61.「やりもらい表現の発達段階と地理的分布」 | 2011年9月10日 | 『日本語学』30-11,明治書院,pp.16-27 |
62.「「察し合い」の談話展開に見られる日本語の配慮言語行動」 | 2012年10月31日 | 三宅和子・野田尚史・生越直樹編『「配慮」はどのように示されるか』,ひつじ書房,pp.91-112 |
63.「昔話と方言」 | 2013年3月15日 | 石井正己編『子守唄と民話』,三弥井書店,pp.165-177 |
64.「「昔語り」に現れる文末表現の地理的分布」 | 2013年3月31日 | 熊谷康雄編『大規模方言データの多角的分析 成果報告書 ―言語地図と方言談話資料―』,国立国語研究所,pp.13-32 |
65.「複合辞「という」の文法化の地域差」 | 2013年10月10日 | 藤田保幸編『形式語研究論集』,和泉書院,pp.285-300 |
66.「談話の構成から見た現代語の配慮表現」 | 2014年6月15日 | 野田尚史・高山善行・小林隆編『日本語の配慮表現の多様性―歴史的変化と地理的・社会的変異―』,くろしお出版,pp.261-278 |
67.「近畿地方の方言形成のダイナミズム 寄せては返す「波」の伝播」 | 2014年7月31日 | 小林隆編『柳田方言学の現代的意義 あいさつ表現と方言形成論』,ひつじ書房,pp.245-264 |
68.【書評】「田中ゆかり著『「方言コスプレ」の時代―ニセ関西弁から龍馬語まで』―」 | 2015年1月1日 | 『日本語の研究』11-1,日本語学会,pp.36-41 |
69.「述語制の表現体系から見る日本語諸方言」 | 2016年1月31日 | 『季刊iichiko』129,文化科学高等研究院出版局,pp.27-44 |
70.「近畿中央部方言におけるシテイル相当形式の動態―現在形と過去形の非対称現象をめぐって―」 | 2016年3月31日 | 『国文学』100,関西大学国文学会,左pp.85-99 |
71.「方言接触による授与動詞体系の変容―FPJD調査より―」 | 2016年7月31日 | 『国立国語研究所論集』11,国立国語研究所,pp.11-24 |
72.「「空から見る日本語」の授業実践―「方言」を通して日本語と日本社会を俯瞰する」 | 2016年6月1日 | 福嶋健伸・小西いずみ編著『日本語学の教え方 教育の意義と実践』,くろしお出版,pp.175-194 |
73.「漫才の賢愚二役の掛け合いの変容―ボケへの応答の定型句をめぐって―」 | 2017年3月1日 | 『国文学』101,関西大学国文学会,左pp.79-96 |
74.「漫才の賢愚二役の名称と役割の変容―「ツッコミ」「ボケ」が定着するまで―」 | 2017年3月31日 | 『近代大阪文化の多角的研究―文学・言語・映画・国際事情―』,関西大学創立130周年記念特別研究費(なにわ大阪研究)研究成果報告書,pp.17-32 |
75.「関西方言の知識共有化要求表現の地域差―ンヤンカ類のバリエーションの発生メカニズム―」 | 2017年3月31日 | 藤田保幸編『日本語の多様な表現性を支える複合辞などの「形式語」に関する総合研究』,科学研究費補助金研究成果報告書,pp.185-197 |
76.「「接触」による方言分布形成」 | 2017年5月15日 | 大西拓一郎編『空間と時間の中の方言―ことばの変化は方言地図にどう現れるか―』,朝倉書店,pp.21-38 |
77.「認識的条件文の地理的変異の類型」 | 2017年11月25日 | 有田節子編『日本語条件文の諸相 地理的変異と歴史的変遷』,くろしお出版,pp.159-184 |
78.「関西方言の知識共有化要求表現の動態」 | 2017年11月30日 | 森山卓郎・三宅知宏編『語彙論的統語論の新展開』,くろしお出版,pp.169-183 |
79.「談話展開からみた〈創生期〉の東西漫才」 | 2018年3月1日 | 『国文学』102,関西大学国文学会,左pp.69-399 |
80.「関西における掛け合い型談話の由来と展開―漫才と日常会話の相互作用―」 | 2018年5月10日 | 小林隆編『コミュニケーションの方言学』,ひつじ書房,pp.341-363 |
81.「関西方言の知識共有化要求表現の地域差―ンヤンカ類のバリエーションの発生メカニズム―」 | 2018年5月24日 | 藤田保幸・山崎誠編『形式語研究の現在』,和泉書院,pp.427-442(No.75を加筆修正) |
82.「昔話の談話構造と表現形式にみる地域性」 | 2018年11月15日 | 『國學院雑誌』119-11,pp.217-230 |
83.「秋田實漫才を読む―2つの「早慶戦」―」 | 2018年11月20日 | 『大阪春秋』172,新風書房,pp.32-35 |
84.「対照方言学の方法論と展開」 | 2018年12月18日 | 『関西大学文学論集』68-3,pp.139-166 |
85.「役割関係からみた〈完成期〉の東西漫才」 | 2019年3月1日 | 『国文学』103,関西大学国文学会,左pp.99-123 |
86.「掛け合いが生み出す笑い―漫才の賢愚二役の掛け合いの型―」 | 2019年6月10日 | 『日本語学』38-6,明治書院,pp.46-53 |
87.「発話方向からみたマンザイブーム期の東西漫才」 | 2020年3月1日 | 『国文学』104,関西大学国文学会,左pp.83-98 |
88.「方言文法の対照研究」 | 2020年8月31日 | 『方言の研究』6,日本方言研究会,pp.95-117 |
89.「キャラデザインにおける方言活用」 | 2020年12月15日 | 半沢康・新井小枝子編『実践方言学講座1 社会の活性化と方言』,くろしお出版,pp.47-68 |
90.「結末部分の定型化からみる東西漫才」 | 2021年3月1日 | 『国文学』105,関西大学国文学会,左pp.73-92 |
91.「談話類型からみた現代漫才―『M-1グランプリ』決勝ネタの分析―」 | 2022年3月1日 | 『国文学』106,関西大学国文学会,左pp.109-128 |
92.「昔話談話にみる待遇表現の地域差」 | 2022年3月24日 | 近藤泰弘・澤田淳編『敬語の文法と語用論』,開拓社,pp.298-340 |
93.「俯瞰する方言文法研究」 | 2022年3月31日 | 『日本語文法』22-1,日本語文法学会,pp.154-169 |
94.「日本語教育実習における実習生の学びと変化―日本語教師養成講座の改善にむけて―」 (共著:高梨信乃, 日高水穂, アンドリュー・バーク,
藤田高夫, 池田佳子, 古川智樹, 竹口智之, 奥田純子, 亀田美保) |
2022年3月 | 『関西大学外国語学部紀要』26,pp.89-106 |
95.「漫才談話の結末句の機能と変遷―「やめさしてもらうわ」をめぐって―」/コラム「「これをあなたにもらってもらいましょう」―「あげましょう」にあたる申し出表現―」 | 2022年12月24日 | 滝浦真人・椎名美智編『「させていただく」大研究』,くろしお出版,pp.159-192/193-194 |
96.「演者の出身地からみた現代漫才―『M-1グランプリ』決勝コンビの分析―」 | 2023年3月1日 | 『国文学』107,関西大学国文学会,左pp.101-120 |
97.「『方言文法全国地図』と方言地理学」 | 2023年5月25日 | 小林隆・大西拓一郎・篠崎晃一編『方言地理学の視界』,勉誠出版,pp.71-88 |
98.「日本語教育実習の実施体制構築と実践」(共著:高梨信乃・日高水穂・嶋津百代・森勇太) | 2024年2月6日 | 古川智樹編著『ポスト・コロナ時代の留学生教育 関西大学留学生別科の挑戦と展望』,関西大学出版部,pp.191-211 |
タイトル | 刊行年月 | 掲載誌・書名,出版社等,掲載ページ |
1.「ことばに関するアンケート調査1997-1998」 | 1999年3月31日 | 日高水穂編『秋田大学ことばの調査』第1集,秋田大学教育文化学部日本・アジア文化研究室,pp.1-44 |
2.「日本の方言探訪⑬秋田編」 | 2000年1月1日 | 『言語』29-1,大修館書店,p.111 |
3.「口語法調査報告書研究グループ報告―序 徳川宗賢・文献方言学への試み」 | 2000年6月6日 | 変異理論研究会編『徳川宗賢先生追悼論文集 20世紀フィールド言語学の軌跡』,pp.311-316 |
4.「秋田県南秋田郡五城目町方言の副助詞」 | 2000年11月15日 | 『方言資料叢刊 第8巻 日本語方言副助詞の研究』,方言研究ゼミナール,pp.16-23 |
5.「方言研究への招待④ 文法の調査法<その2>―文法的な意味・機能についての調査―」 | 2001年4月1日 | 『言語』30-5,大修館書店,pp.92-97 |
6.「男鹿・八郎潟周辺地域の親族語彙」 | 2001年8月31日 | 日高水穂編『秋田大学ことばの調査』第2集,秋田大学教育文化学部日本・アジア文化研究室,pp.1-6 |
7.「都道府県別全国方言小辞典 秋田県」 | 2002年5月10日 | 佐藤亮一編『都道府県別全国方言小辞典』,三省堂,pp.26-29 |
8.「「文法化」の言語地理学」 | 2002年6月29日 | 日本方言研究会編『21世紀の方言学』,国書刊行会,p.410 |
9.「小辞典 ふるさとのことば(5)秋田県」 | 2003年1月1日 | 『言語』32-1,大修館書店,pp.38-39 |
10.『北海道・東北の方言―調べてみよう暮らしのことば』 | 2004年3月15日 | 井上史雄・吉岡泰夫監修(執筆者10名による共著),ゆまに書房,全55頁 |
11.「普通体と丁寧体の混在による表現効果」 | 2004年11月1日 | 『言語 創刊400号記念特集・日本語総点検』33-11,大修館書店,pp.118-119 |
12.「地域限定の標準語」 | 2004年11月1日 | 『言語 創刊400号記念特集・日本語総点検』33-11,大修館書店,pp.126-127 |
13.「書評空間:工藤真由美編『日本語のアスペクト・テンス・ムード体系』」 | 2005年5月1日 | 『言語』34巻5号(大修館書店),p.118 |
14.「日本語学会2005年春季大会シンポジウム報告 リンクする「方言研究」」(パネリスト:小林隆・日高水穂・陣内正敬/指定討論者:中井幸比古・木部暢子・日高貢一郎) | 2006年1月1日 | 『日本語の研究』2巻1号(日本語学会),pp.148-161 |
15.『2006年度日本・アジア文化調査実習報告書 沖縄フィールド・リサーチI』 | 2007年2月28日 | 島村恭則・日高水穂編,秋田大学教育文化学部 |
16.『全国方言文法辞典《原因・理由表現編》』 | 2007年2月28日 | 方言文法研究会編,科研費研究成果報告書 |
17.『2006年度日本文化論講読演習報告書 シミュレーション会話(文字化資料と分析)』 | 2007年3月1日 | 日高水穂編,秋田大学教育文化学部 |
18.『秋田大学ことばの調査』第3集 | 2007年4月1日 | 日高水穂編,秋田大学教育文化学部日本・アジア文化研究室 |
19.【学会報告】「第19回研究大会シンポジウム 社会言語学における「人の社会的属性」の扱いを問い直す」 | 2007年9月30日 | 『社会言語科学』第10巻第1号(社会言語科学会),pp.63-67 |
20.『2007年度日本・アジア文化調査実習報告書 沖縄フィールド・リサーチII』 | 2008年3月18日 | 島村恭則・日高水穂編,秋田大学教育文化学部 |
21.『秋田大学ことばの調査』第4集 | 2008年8月31日 | 日高水穂編,秋田大学教育文化学部日本・アジア文化研究室 |
22.『秋田学資料集1 能代・山本の生活文化とことば』 | 2009年12月1日 | 日高水穂・高村竜平編,文部科学省戦略的大学連携支援事業プロジェクト4A「秋田県の活性化のための調査研究1」研究グループ |
23.『秋田学調査報告2009 小坂町 記憶と生成の民俗誌』 | 2010年2月28日 | 日高水穂・高村竜平編,秋田大学教育文化学部日本・アジア文化研究室 |
24【コラム】「研究がうまくいくとき、いかないとき」 | 2010年2月10日 | 『日本語学』29-2,明治書院,p.21 |
25.『秋田大学ことばの調査』第5集 | 2010年3月31日 | 日高水穂編,秋田大学教育文化学部日本・アジア文化研究室 |
26.『増田 横手市増田町 伝統的建造物群保存対策調査報告書』 | 2012年3月 | 横手市産業経済部観光物産課伝建推進室・学校法人工学院大学建築学部建築デザイン学科後藤研究室編,横手市,執筆項目「第4章(1)祭礼から見る地域的一体性」(pp.161-167) |
27.「『日本語学』執筆者100人の歩み」 | 2012年11月15日 | 『日本語学:『日本語学』の30年』31-14,明治書院,p.98 |
28.「ペア入れ替え式ロールプレイ会話:場面3「慰め談話」」 | 2014年3月31日 | 井上文子編『方言談話の地域差と世代差に関する研究 成果報告書』,国立国語研究所,pp.41-51 |
29.「日本全国イチオシ方言 秋田県」 | 2014年8月10日 | 『日本語学』33-10,明治書院,pp.104-105 |
30.「日本語文法学界の展望 展望5・方言研究」(狩俣繁久・下地理則・日高水穂) | 2019年3月31日 | 『日本語文法』19-1,日本語文法学会,pp.118-124 |
31.【書評】「大西拓一郎著『方言はなぜ存在するか ことばの変化と地理空間』」 | 2024年1月12日 | 『週刊読書人』2024年1月12日 |
<新聞記事など>
タイトル | 掲載年月日 | 掲載紙 |
◆「あきた時評」(『朝日新聞・秋田版』に連載) ⇒ 『秋田県民は本当に〈ええふりこぎ〉か?』(無明舎出版)に収録 | ||
CD-ROM版/秋田弁が広げる人の輪 | 2003年6月14日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
秋田のことば/信条込めた音声のすごみ | 2003年8月2日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
方言/人の意識で言葉も変化 | 2003年9月27日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
シマとクニ/切り捨てのターゲット | 2003年11月22日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
新語・流行語/テレビが大きく影響 | 2004年1月10日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
「砂の器」/方言手がかりに犯罪捜査 | 2004年2月21日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
国立大学法人化/基本は人から人への教育 | 2004年4月10日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
本荘・由利の方言/日本海沿岸地域と共通点 | 2004年5月22日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
方言トリビア/標準語の元は何弁なのか | 2004年7月3日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
竿燈祭り/御幣流しに見た「みそぎ」 | 2004年9月4日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
世界の新聞展/見比べ実感 視点の違い | 2004年10月9日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
学校の統廃合/地域が見守る教育 奪うのか | 2004年11月13日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
流行語大賞/連想語で分かる記憶の変化 | 2004年12月18日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
合併と言葉/若い世代に薄れる対立感情 | 2005年2月19日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
増田の「標準語の村」/「話し言葉教育」成果検証へ | 2005年3月26日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
尼崎の列車事故/おわび放送にみる「日本」 | 2005年5月21日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
沖縄の視点/本土との「差」実感 | 2005年6月25日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
内地研究員/「余裕」こそ創造の原動力 | 2005年9月3日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
日本語ブーム/「自分探し」のただ中で | 2005年10月29日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
「えふりこぎ」の心/堅実を尊ぶ精神風土 | 2005年12月3日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
大雪/東京の視点 当事者と差 | 2006年1月21日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
地域社会/効率化への追随、どこまで | 2006年3月4日 | 『朝日新聞・秋田版』 |
◆「月曜論壇」『秋田魁新報』に連載 ⇒ 『秋田県民は本当に〈ええふりこぎ〉か?』(無明舎出版)に収録 | ||
B級グルメと方言 | 2009年10月12日 | 『秋田魁新報』 |
「米子がいな万灯」を訪ねて | 2009年11月9日 | 『秋田魁新報』 |
「事業仕分け」の余波 | 2009年12月7日 | 『秋田魁新報』 |
「どうぞ」と「どうか」 | 2010年1月18日 | 『秋田魁新報』 |
「修礼」の意味 | 2010年2月22日 | 『秋田魁新報』 |
東京の「秋田」 | 2010年3月22日 | 『秋田魁新報』 |
外の目と内の目 | 2010年4月26日 | 『秋田魁新報』 |
「しったげ」は秋田弁か? | 2010年5月24日 | 『秋田魁新報』 |
言葉の痕跡 | 2010年6月28日 | 『秋田魁新報』 |
祭りと町組織 | 2010年8月2日 | 『秋田魁新報』 |
ニシンの記憶 | 2010年9月6日 | 『秋田魁新報』 |
「蔵の日」の立役者 | 2010年10月11日 | 『秋田魁新報』 |
まちの自画像 | 2010年11月8日 | 『秋田魁新報』 |
街角の方言 | 2010年12月6日 | 『秋田魁新報』 |
全国方言分布調査 | 2010年1月17日 | 『秋田魁新報』 |
とっぴんぱらりのぷう | 2010年2月14日 | 『秋田魁新報』 |
二つの震災 | 2010年3月21日 | 『秋田魁新報』 |
◆その他 ⇒ 『秋田県民は本当に〈ええふりこぎ〉か?』(無明舎出版)に収録 | ||
秋田弁ヒーロー「超神ネイガー」 現代の方言 連帯感生む | 2009年8月22日 | 『朝日新聞(文化欄)』 |
◆その他 | ||
勝手に東北世界遺産 「昔こ(むがしこ)」 | 2011年11月12日 | 『朝日新聞(東北版)』 |
「おこしやす」と「おいでやす」―地域イメージと結びつく歓迎挨拶ことば | 2012年8月 | 大修館国語情報室 |
昔話の諸相(4) 「方言」 | 2012年12月7日 | 『秋田魁新報』 |